本日のメモはブルックラディの「ザ・クラシック・ラディ」です。
ティファニーブルーにも似た、少しグリーンを強く感じる印象的なボトルで、なんとなく女性の化粧品周りにポツンと置いてありそうな雰囲気が漂う1本。
色名は「ブルックラディ・アクア」という色なんだそうです。へー。(棒読み
じつは、今月は…体がさほどウイスキーを欲していなくて…
ツイートでも焼酎が登場しておりますが、あまり体調もよくないので体が温まる程度で十分なんですが、でも月イチのアプデぐらいしようかなと思い…
ウイスキーも92本まで制覇したので100本まであと少しという無意味な強迫観念もあり、なんとなく小さいボトルがあったことを思い出してブルックラディ開栓。
ザ・クラシック・ラディの感想
クセ(泥炭=ピート)の強いアイラ島出身ウイスキーで(たぶん)唯一クセのないボトルで有名?で、以前に紹介したアイラ島出身者はボウモアさん。
私の周りでファンが多いのはアードベックさん。
絶対に好んでは掴まないピート臭ウイスキーの島ではありますが、難しいことを考えず、年の瀬にチビチビと飲むにはちょうど良いサイズです。
宣伝文句はこんな感じ。
クラシックはブルックラディのベーシックなウイスキーで三人兄弟の三男。長男は「オクトモア」という超クセの強いお方。初心者が掴むと手が震えます。
トリクル蒸留ってなに?と思ったのでAI様に尋ねると…
なるほど。
情報を探していると、かつて「ザ ラディ 16年」という商品があったそうで、めちゃくちゃうまそうな雰囲気が漂っております。見つけたら思わずポチりそうです。
(そんな余談どーでもいい…)
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
開栓すると「ん!ちょっとスモーキー感あるかも?」と思いました。僅かに感じました。アルコール臭もはっきり感じますがツンツンとした刺激ではなく、うっすらと揮発する感覚。香りはバニラではなくブドウのような青リンゴのような感じ。
ストレートを口に含むとピリッとしたアルコール感。次の印象はフルーティ。ボトルカラーが酒瓶らしくない色で、中身の色味もどちらかというと薄いのですが度数は50度でパンチ力があります。この度数にしては口の中に含んでしばらく転がして楽しめるので美味しい。後味はスッキリしています。「白ワインのような」という表現は的を得てますね。
ド定番のスコッチウイスキーとはまったく違う印象を受けます。
トワイスアップでもアルコール臭は感じました。舌触りは圧倒的にマイルド。ストレートより甘みが際立つような気がします。個人的には加水3割ぐらいが好み。
後味がスッキリしているのでハイボールでも美味しそうな感じはしますが試していません。
ロックにすると時間が経つと共にアルコール感が消えてフルーティ感が増しますね。個人的にはロックがいちばん好きです。
- 初心者おすすめ度 : ★★★☆☆
- アルコール感 : 少し感じるけどくどさはナシ
- 喉越し : スッキリ
- 香り : 柑橘系
- リピートしたい度 : リピートはあり得ます。
個人的にはスイートでグルマンな系統が好みの私ですからシトラスのクラシックラディは好みからは外れますが、あまりにも似通った系統のウイスキーばかり飲んでいると、こういった爽やかな味を新鮮に感じますね。
付き合い始めてすぐのベタベタしたカップル味ではないですね。
(かなり以前にジムビームプレミアムを飲みましたが、あのドライな後味を思い出しました)
初心者にもおすすめできますが700mlはお値段が安くない。200mlはオススメです。「ザ・クラシック・ラディ」ごちそうさまでした。
今年の更新は本日がラスト。
じつは…
時代はAI自動生成で、いまさらこうした文字を残す意味もないのですが…
おそらく今年のアメリカはAIバブルでもあり、日々「こんな数世代前の表現方法も陳腐だなー」とも思いましたが、しばらく続ける予定です。
というのも…
おそらくここから先は感性の話で、物事の本質は「類は友を呼ぶ」だと思っています。つまり「AIを使う人はAIを使う人と交わる」「AIを使わない人はリアルな人と交わる」ということ。
内容にもよりますが、AI創作物はフェイクとも言えます。よく似た贋作。人工物。
酒なんて飲まなくても文章が出来上がる時代と知って人工文章を読む行動は、ひたすら偽物を愛する行為みたいで…ちょっと嫌なんですね。
ということで、来年からはお酒のヒストリー情報を減らし、文は短くとも、より味や香りにフォーカスしたいと思っています。
(問題は、その基本的能力に欠ける人間という部分ですが…)
ただね、わたくし、親の介護もスタートしていまして以前のように勢いよく飲める時間が減っており、更新頻度は遅いと思いますが、なんとか100本ノックまでは達成したいな、と。
(たぶんその後もダラダラと続く…)
ということで、続きは来年。Au revoir a bientôt!!
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