本日のメモはグレンリベットの「カリビアンリザーブ」。発売されたのは2021年末ですが私が購入したのは2023年上半期だったと思います。おそらくこの手前に発売されたデュワーズのカリビアンスムースが激ウマだったことに味を占めての購入と思われます。

最近は介護が忙しかったり体調を崩して発熱したり(コロナではない)でアルコールから遠ざかっておりまして、久しぶりのウイスキーです。
最近は「死ぬまでにやりたいこと」に知力と体力が必要なことも思いつき、ステイホームでもないので酒が遠のく日々ですが、たまに飲むとウマさが身に沁みますね。
久しぶりに動画情報をあさっていて気になったのがこちら。「特売ウイスキーはうまいか?」という煽り気味サムネ。
グレンリベット カリビアンリザーブの感想
久しぶりにパッケージをゆっくりと時間をかけて堪能。気になったキーワードは「スイート&トロピカルノート」「滑らかでフルーティー」なる文字。アフターコロナは強烈な円安でトロピカルな場所へ出没することもなくひたすらドメスティックな日々で言葉を忘れつつある今日この頃。
そして味のキーワードは「梨、赤リンゴ、熟したバナナ、濃厚なキャラメルトフィー、マンダリンオレンジ、バニラ、ハネディーメロン」だそうです。
ちなみに「マンダリンオレンジ」というのは、いわゆる「みかん」の祖先でして、元々は中国南部、インドのアッサム地方、東南アジア一帯のみかんです。さっぱりした香りが特徴ですが…。
このボトルはカリビアンラム酒樽で後熟させているのが特徴で、発売当初はそこそこ人気があったと記憶していますが最近はwarmongerのせいでウクライナからパレスチナ、イスラエル、レバノンなど次々と戦禍が飛び火してるせいで価格もうなぎのぼりだそうで、国によっては50%上昇しているとなると「そこまでして飲む価値ある?」とも言われてます。
さて、基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
開封した第一印象は「うわっ!柑橘系のアタック凄っ!」です。とにかく爽やかなオレンジやシトラスのようなキレのよいさっぱりとした香りが漂ってきます。同時にアルコール感も押しよせてきます。これは1ヶ月ぶりのウイスキー余計にそう感じたように思いますが、それでもアルコール感は地味に感じました。
ストレートを口に含むとアルコールがビリビリとやってきました。香りの穏やかさと異なり強めの刺激です。トフィーの甘さがジワジワ来ます。バニラもうっすらと。例のカリビアンスムースほどの甘さはないのですが、香りからも甘さは感じます。
トワイスアップを試すとアルコール感は消え甘さがグイグイ主張してきます。これはおいしい。ロックを試すと氷の溶け具合で甘さが少しずつ変化するのが面白い。私はロックがおすすめです。
- 初心者おすすめ度 : ★★★☆☆
- アルコール感 : 感じるけどさほど気にならず
- 喉越し : スッキリ
- 香り : 柑橘系
- リピートしたい度 : リピートは…アリだと思う
何度も比較して恐縮ですが、デュワーズのカリビアンスムースが凄すぎるんですよね。あの価格、飲みやすさ、完成度の高さを知るといまひとつ物足りなさを感じます。しかし「マズいの?」って聞かれると「おいしいよ」と答えちゃう。
連日酷暑の日が続いてますが、こういう暑い日の夜にロックで冷やすのはアリだと思います。
ハイボールを試していませんが、この柑橘系の雰囲気からして物足りなさがあるんじゃないかと想像していました。夏の熱い夜長にハイボールもよいですが、これはロックが一番おいしいと思います。
「カリビアンリザーブ」ごちそうさまでした。
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