ちょっと雑なタイトル写真ですが、本日は飲みたいと思いながら先延ばししていたニッカウイスキーの竹鶴ピュアモルトです。竹鶴のノンエイジでもっとも安い旧ラベル商品。
今年になってからというもの、いつか飲みたいと思っていました。
4月初旬にちょっと仕事がバタバタした日の夜、寝酒として開栓したのですがあまりの疲労感から香りすら漂ってこず、栓を開けてから10日後に再挑戦です。世間はコロナで緊急事態宣言ですが、盛大に巣ごもり独り酒をしておりました。
ちなみにお酒は免疫力を下げるので万一を考えて飲酒量は減らす日々です。
それにしても安っぽいスクリューキャップ。ちょっと残念。
竹鶴ピュアモルトの感想
NHKのマッサンを見てないので細かいストーリーを存じませんが、その当時盛り上がっていたであろう竹鶴。確か余市のブレンド比率が高いと聞いたことがあったので、どちらかといえばピーティーが冴えているのかな?という程度の知識で独り居酒屋スタート。
World Whiskies Awards 2018、2019 Blended Malt Category WINNER
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- アルコール感 : そこそこ主張してきます
- 喉越し : 喉越しはとてもスムースです
- 香り : 本来の香りよりもアルコール臭が気になります
- リピートしたい度 : たぶんリピートしません
日本を代表するウイスキーですが初心者が飲むには後回しでよさげです。竹鶴がうまいと言われる理由は分かるのですが、好みの問題ですね。
私はピーティッド系に美味しさを感じないのでこういう評価にしましたが、3-4時間ずーっとこれを飲んでますとね、喉に引っかかるような嫌味な味でもないことを面白く感じます。特にトワイスアップはとても喉越しがいい。ただどうしても甘さやフルーティーよりスモーキーとアルコール臭が出しゃばるので期待したわりには「まぁ、竹鶴と言えどこんなもんなんだなぁ」というオチです。
まだ新しい竹鶴を飲んでいませんが、この印象だと私が選ぶニッカウイスキーは宮城峡寄りを選んだ方が良さそうです。
この味が5千円近いお値段だと正直買うのをためらいます。3千円ぐらいだと悩まず買うかな。新しいコピーが「磨きぬかれた調和は、アートだ。」ってね。「お前は岡本太郎か」みたいな印象。
(この辺りマーケティングが下手ですよね)
私もこうして飲んだからこそ自分の人生に一服の清涼剤となるわけですが、改めて電卓を叩くと創業86年なんですね。もっと歴史がありそうな印象でした。竹鶴21年と25年は伊勢志摩サミットで供されたとか。
なんやかんや言いながらも今の日本は恵まれたポジションで人生を楽しむアイテムに恵まれております。竹鶴ピュアモルト、ごちそうさまでした。
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