FUJI GOTENBA DISTILLERY PURE MALT WHISKEY[富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー]

ジャパンメイド(ワールドブレンド)
富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー
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去年気になって買い置きしていたキリンのブレンデッドモルトウイスキー「富士御殿場蒸溜所」を開封。商品としては限定品ですが、何が限定かというと(たぶん)ネット限定という意味。もちろんグレーンウイスキー用の蒸留器を使うことによる限定の意味合いもありそうですが。

富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー|KIRIN(キリン)公式通販DRINX
富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキーの商品ページです。華やかな香りとやわらかくスムースな口当たり。通常のポットスチルとは異なる蒸留器でつくったモルトウイスキーをヴァッティングしたウイスキー。DRINX(ドリンクス)はKIRIN(キリン)の公式通販サイトです。限定商品やギフト商品多数。5,500円以上で送料無料。

でね、平成後半のキリンウイスキーといえばグレーンの印象が強く、今回飲んだモルトもそうですが、なんとなくモルト教、モルト信者が圧倒的多数の時代にちょっと異彩を放つラインナップ。単に私がグレーンに魅力薄というだけですが、色々と情報を漁っているとキリンのグレーンはクオリティが異なる意見が多いので、そのうち切れ味鋭いグレーンを試したいと思います。

さて、リーズナブルに酔えるウイスキー「富士山麓」が消えて以降、キリンの現行ウイスキーで一番安いのが今回飲んだ「富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー」です。

安いといっても500mlで3,550円ですから一般の感覚としては高い部類だと思います。少なくとも私のような庶民の金銭感覚では高い。

FUJI-SANROKU a gift from Mt.Fuji [富士山麓 樽熟原酒 50°]
よく「度数の高い酒は旨い」なんて言われますが、それを絵に描いたようなブレンデッドウイスキーにも関わらずお値段が1,000円ほどで買えたという驚きの「富士山麓 樽熟原酒 50°」メモです。

ちょっと話がそれますが、2019年3月下旬の出荷分で終売になった「富士山麓」は当時1,000円ほどで買えました。それ以前だと1,000円以下で買えた時期もありました。しかも700ml。その頃に今回メモする「富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー」は2,980円。かなりザックリ書くと3年前の日本は間違いなくデフレ。その表現が間違っておらずピタリとしっくりきた。

あれから3年後の今はスタグフレーションに突き進むかと思いきや、ちょっと様子が違います。それがAmazonでしょっちゅうやってる「アマゾン限定WEB先行発売」というあれ。

巷で話題のスクリューフレーションが起きているのでこんな販売展開が増えてるんじゃないかと妄想していました。というのも、結論から言うとこのウイスキー、うまいんです。とても美味しい。それを店頭販売しないところに、過去の経済史にない受給を探りながらの生産&価格調整値段と思いながら楽しみました。

ずいぶん話がそれちゃいましたが。

DRINX|KIRIN(キリン)公式オンラインショップ
KIRIN(キリン) オンラインショップ DRINX(ドリンクス)はキリンが運営するお酒(ビール・ウイスキー・ワイン)の公式通販サイトです。最新の特集やイベント情報も続々お届けします。限定商品やギフト商品多数。5,500円以上で送料無料。
富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキーの感想

なんだかんだ言ってもモルトウイスキーの美味しさを知っていると期待しちゃうわけですが、なぜかこの時2本買っていたので、今回開栓の1本はちょっと贅沢に惜しみなく飲むことにしました。ガブガブ系で。

国際評価 : なし

ボトルラベルには「富士御殿場蒸溜所がある場所は高原の涼やかな気候、森林による清んだ空気」なんて書いてありますし、商品紹介には「リンゴや洋梨、白い花を想わせる華やかな香りが…余韻はハチミツのような甘い樽熟香」なんて書いてあり、否が応でも気分が盛り上がって参ります。

口当たりは柔らかくスムース

夏の暑さとゲリラ豪雨のさなかにエアコンを止め、久しぶりに真剣なるテイスティングトライ。

基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…

まずはストレート。口に含んだ瞬間アルコールがツンツンと刺すあの感覚。痛いほどではないですが「ムッ」とします。そのまま口に含んでいると痛みは大人しくなり、少しずつ甘さを感じます。私のバカ舌が感じた甘さはリンゴではなく梨。そして飲み込む時に僅かにハチミツのような甘さを感じますが、アルコールの刺激が喉を通る時も刺す感覚に再び「ムッ」とします。フローラルな香りという説明は納得。全体的に花の甘い華やかな香りの印象。トワイスアップは味をマイルドに感じますが薄すぎて甘さが物足りない印象。個人的には「酒7 : 水3」ぐらいが美味しく感じました。初心者向きの飲みやすさを持っていますが価格などを含めた総合判断で「★★★」。加水具合で飲みやすさが格段に増すので「★★★★」ぐらいはあげたい印象。
  • 初心者おすすめ度 : ★★★☆☆
  • アルコール感 : 気になるけど邪魔には感じない
  • 喉越し : ストレートはアルコールを感じ、加水すると徐々にマイルドへ
  • 香り : 梨
  • リピートしたい度 : 700mlだったら有り得るけど500mlでこの値段だと…

全体的にシンプルな印象で、ストレートで飲む限り、複雑な味、雑な印象は感じませんでした。意外とハイボールもうまいという情報がありましたが、肝心の炭酸を切らしており今回は断念。

冒頭で「500mlで3,550円は高い」と書きました。令和3年の経済環境と味を考えると「さほど高い値段でもない」自覚もありますが、他方で「そうか、自分自身がスクリューフレーションにはまってる感覚を認識出来てるんだな」とも感じます。つまり私が中間層(に居たかどうかはいざしらず)から絶賛脱落中ということです。まぁ国家が四流ですから慌てなくてもいいですが。

国内ブランドであったり、実質超円安であったり、コロナ禍であったりと要因は様々ですが、色んな銘柄を飲んでるせいもあって高く感じるのかもしれません。なんでですかね。

そんなことはさておき、初心目線で加水分量を色々と試したのですが程よい甘さを感じるのは2-3割の加水でした。珍しく水割りも試しましたが、加水が過ぎると苦味やエグ味が出しゃばって美味しくない印象。初心者が間違って手にしたら、少しの加水でまろやかな甘さを楽しんでください。

ごちそうさまでした。

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