本日はニッカの作戦ミスで看板商品の「ザ・ニッカ 12年」を終売にした後釜のノンエイジ商品「ザ・ニッカ テーラード」のメモです。飲み比べ用に12年も入手したのですが、そういう年代物は誰かさんと酒を酌み交わす時に開封しようかと思いノンエイジのみの開封です。
(誰かさんというのは誰でもよくて、そういう時間を共有できる人とね)
そんな約束をしているお方もリハビリに励んでおられる様子で最近送られてきた写真がコチラ。この方のおつまみは必ずハム系が投下されます。
話をもどしまして…
当たり前のことを書きますが、ザ・ニッカは700mlボトルなのでそれなりの大きさですが比率的にコルク栓が占める割合が多いせいかボトルインパクトが強いですね。
ネットの平面な写真と違い大迫力。消費者へのアプローチがボトルや外箱も含めたグランドデザイン展開は好きです。
ただね、最初に触れちゃいますがデザインや過剰包装も含めお値段がちょっと高い。自分で買って開栓するにはちょっと躊躇する価格です。
The honorable golden emblem designed by Masataka Taketsuru in 1940 and the asymmetry bottle design inspired by “Kimono” show the layers of tradition.
ニッカウヰスキー80周年を記念したのが「ザ・ニッカ 12年」ですが、ボトルは着物の衿にヒントを得たデザインだそうで、確かに会話のネタになりそうです。
かなりマジマジとボトルを眺めたのですが、たぶん企画会議では本当の衿(V字)に似せたデザインも検討されたと思いますが、あくまでもインスパイア的意匠に留めた感じです。
ちなみに12年ボトルは金彩、テーラードボトルは銀彩です。タイトル写真はゴールドっぽい色味ですが実物は当然シルバーです。
ザ・ニッカ テーラードの感想
その栓ですが、大きいだけあってとても開けやすい。そしてとても注ぎやすい。一度開けると減るのは早そうです。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★★★☆
- アルコール感 : 僅かに感じる程度です
- 喉越し : たぶんストレートがおすすめ
- 香り : フルーティで軽やか
- リピートしたい度 : そりゃー美味しいから買いたいけど、高いのがね
このお値段でマズいと困ります。
メーカー宣伝によると「カフェグレーンのやわらかな甘さ」が特徴なんだそうですがカフェグレーンも休売高騰中なのでおいそれと手出し出来ず。そのうち入手して飲みたいと思います。
ストレートだとグラスの内側で琥珀色のとろっとした粘性がなんとも言えない期待感です。圧倒的にストレートが美味いです。口当たりがマイルド。トワイスアップはちょっともったいない。ロックやハイボールは試しませんでした。
好き勝手書いておりますが、日本が5大ウイスキーの一角を占め、世界が認める2大巨塔の1つをいつでも楽しめるというのは有り難いことです。今では台湾やインドのみならずウイスキーと疎遠な地域でマリッジやヴァッティングもさかんで新しい革新的ウイスキーが楽しめますが….。
テーラードはノンエイジですが酒屋店頭では税別6,000円強のお値段で見ることが多いですので特別感のあるお酒なんですが、テーラード1本とフロム・ザ・バレル2-3本を比べるとフロム・ザ・バレルを選んじゃうかなー。
以上、ザ・ニッカ テーラードのメモでした。12年も開けて飲もうかどうしようか…
ザ・ニッカ テーラード、ごちそうさまでした。
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