大泉先生のCMで有名なスコッチウイスキーのティーチャーズですが、本日いただいたのはティーチャーズ セレクト。売り文句は「ハイボールで飲んでほしいスモーキースコッチ」というものです。
思わず「サントリーかよっ」と思ったら本当にサントリー(ビームサントリーUK)が仕掛けている1本で日本向けブレンドだそうです。

ハイボール推しらしい
スモーキーと聞いただけで手にすることを敬遠するのでコンビニ専用の350mlにしてみました。まぁ単にコンビニへ用事が出来ちゃったので行ったついでに買っただけですけどね。それにしてもサントリー、超巨大企業になりましたね。
ティーチャーズ セレクトの感想
最近は開栓後すぐにボトル越しに匂いを嗅ぐ癖がついちゃいました。やってる自分でもまるで利酒師みたいな素人行動にクスッときます。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- アルコール感 : 甘さよりもアルコール臭が気になる
- 喉越し : ピートの癖は抑えてあるので飲みやすいと思います
- 香り : 特定の主張は感じません。
- リピートしたい度 : 買わないですよ
スーパーの陳列棚に並ぶウイスキーを眺めて感じたことですが、日本国内はこの2-3年でとても貧しき低価格帯ウイスキーに入れ替わった感じです。でもよくよく見るとビームサントリー商品がジワジワ増えています。今回のティーチャーズもそれ。翻ってサントリーの響や山崎は空港免税店や海外でよく見かけるんだそうです。相対的に日本の国内消費が極限まで冷えきっている印象です。
サントリーの中の人の上層部戦略を妄想していたのですが…
日本ウイスキーの原酒不足は日本人として知っていますが海外のそれは素人が知らないことでして、余っていようが売れていようが全てはマーケティングセンスとチーフブレンダーの腕次第。
ティーチャーズセレクトの首掛け広告には「日本限定」と書かれておりますが最近低価格帯商品の「日本限定」の文字を見るほど「鎖国限定」に読み替える癖がついております。
まぁシーバスミズナラ18年みたいな商品もあるので全く当てはまらない法則で日本的プライベートブランド戦略だなぁ、とも。
でもね、スコッチウイスキーのティーチャーズを飲んでもサントリーにお金が入る時代です。日本国内で生き残るのにも世界制覇が欠かせないお手本のような会社です。

鎖国限定商品
ティーチャーズ セレクトの香りを突き止めようと頑張ったのですがスモーキーが邪魔します。本当に邪魔。突き止めようと頑張っているうちにストレートでボトルを半分空けちゃいました。
こーゆーのを柿っぽいというのか否か。軽い甘さの中にも渋味があるような印象でして、正に渋柿を干し柿にしたら美味しいといった印象です。全力で香りを嗅いでいたら頭がボーっとしてきました。本日はこの辺で。
ティーチャーズ セレクト、ごちそうさまでした。
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