本日のメモは、セブンイレブンで見かけたので買ったのですが、ほとんど情報がない謎のウイスキー「レジェンダリー スコット」。
セブン&アイ・ホールディングスが仕掛けるPB(プライベートブランド)で、商品のキャッチコピーは「2016年に最優秀蒸溜所賞に輝いたトマーティン蒸溜所が製造するブレンデッドスコッチウイスキー」です。
トマーティンがおいしいことを知ってる人にとっては「なになに、1000円だったら買ってみるか」というものですが…
レジェンダリー スコットの感想
もはやプレミアムと書かれた方が安っぽい印象を受けてしまいます。
トマーティン蒸溜所「限定」という姑息なアピール。しかもこの色味。薄っ。PBなので受賞歴などはありません。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- アルコール感 : ちょっと気にはなるけどおとなしい方だと思います
- 喉越し : 全体において軽さが際立ちガブガブ飲めます
- 香り : ドライフルーツ系
- リピートしたい度 : マズくないけど2度目はないかな
これとブラックニッカディープブレンドが並んでいたら迷わずニッカを手にしますがハイボールやロックにはライトなブレンド感が合いそうです。似た価格帯だともう少しお金を足してニッカのディープブレンドの方が贅沢な時間を過ごせそうですが、どーかな。
情報を探しまくると中身は全く同じと思われるパッケージ違いの商品が6年前にロシア語データで散見されましたのでトマーティンお得意のマーケティング手法のようです。
つまりセブン&アイ・ホールディングスが日本向けに命名したPB名「レジェンダリー スコット」ではなく、トマーティン蒸溜所が市場開拓や種銭集めに命名した「レジェンダリー スコット」だと思います。
ちなみにトマーティンは日本の会社が経営しているので流通させやすいことは間違いないですが、これについてはとマーティンを飲んだ時にでも書きたいと思います。
ということで本日のウイスキーはマズくなく、どちらかといえばおいしい部類ですが、おなじ価格帯は日本勢も大健闘しているのでわざわざレジェンダリースコットを好んで買うことはないと思いますがウイスキーの中でもライトなものを探している初心者には良いかもです。
クセが少ないので案外コーラ割とかに適してるかな。ごちそうさまでした。
【追記 2023.10.01】
コンビニで売っている「スコッチウイスキーハイボールレジェンダリースコット」。販売されてからずいぶんと日が経ちますが、やっと飲みました。
アルコール度数8%ですから角ハイボールの中間です。黒地にコッパーカラーのデザインが高級感を感じさせますが中身は飲んでみないとわかりません。缶ハイボールを飲んだのは白州以来ですが、ちょっと楽しみに冷凍室でキンキンに冷やし、風呂上がり、秋の夜長にプシュッ!
ひと口飲んだ率直な感想は「ん?!これは?えーっと、缶チューハイですか?ちょっとドライな印象。味は…柑橘系と…かすかに甘さも。度数8%にしてはゴクゴク飲める仕上がり。」です。
もちろんウイスキーのハイボールですが、本当に「チューハイか?」と思ったんです。
マズくないですよ。おいしく整えてあります。初心者向けでもあります。が、なんなら宝の焼酎ハイボールドライをキンキンに冷やして飲み比べても面白いかも。
別の言い方だと、缶チューハイは焼酎なので「プリン体、糖質、甘味料0%」ですが、香料、カラメル色素、酸味料、糖類などの添加物が入ってますから、より健康的なチューハイ味寄りウイスキーのハイボールとしてはアリな気も…。
(飲酒しながら健康ってなに言ってんだか…)
個人的には2度と買うことはなく、ハイボールにして飲むとすればボトルを買って自分でハイボールを作った方がおいしく飲めそうです。
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