昨日ドライブ中にやまや発見。
チェーン店に期待するものはないのですが、ついつい車を停めてパトロール。さんざん悩んで手にしたハイランドウェイというブレンデッドスコッチウイスキーのメモです。
なにかよいものがあれば買ったのですが….
いつもと違う店構えは新鮮でしたが…
以前ご紹介した「ジョンバー」が大量に鎮座されていました。余談ですがジョンバーの記事はやたらとアクセスが多く、かなり売上貢献していると思われます。

右端に見切れているのはハイニッカです。この辺のウイスキーにさほど興味がないのでスルー。

新しい取扱商品として「ロー&コー」発見。これは以前飲んでおいしかったので一旦はキャッチしたのですが「まてよ、それよりも飲んだことがないものにしよう」と思いリリース。
そこから店内を何度も行ったり来たり。
改めて見回しても日本メーカーは全滅し、海外ブランドも選択肢が激狭すぎて「こりゃー買うものがないなー」と思ったものの、せっかく立ち寄ったんだし何か買うべ!と頑張ってキャッチしたのが下の2本。
ジンはストック切れで、本当はタンカレーを買いたかったのですが、ちょっと量が多すぎるので20代にお世話になったゴードン200ml。老舗の安心感。
ハイランドウェイの感想
今回のボトルは500mlのスキットルスタイルでプラスチック。レシートには680円(税別)と書いてありました。ちなみにゴードンは498円(税別)。
680円ですからね、買ってはいけないタイプではありますが、まったくノーマークなので好奇心で買いました。調べてみると「スコットランドのスペイサイド地方とハイランド地方の最高品質のモルトウイスキーとグレーンウイスキーを使用したブレンデッドスコッチウイスキー」という宣伝文句。
まったくデータがない会社の情報を紐解くのに燃えるタイプでして…
調べているとアノーラグループという会社に到達。

この会社は北欧各国でアルコールを売り捌くサプライヤーで、ワイン、ウォッカ、ラムといった様々なタイプを仕掛けられているのですが、残念ながらハイランドウェイの文字は見つからず。
残念ながら詳しいデータを見つけられず。
過去に一度だけ謎ウィスキーをメモしていますが、出所がよくわからないという意味ではこのウイスキーも謎ですが、間違いないことはハイランド地方とスペサイド地方のマリアージュ。ラベルに描かれた絵を眺めながら「どっちかというとハイランドな雰囲気」と思い、「3分でわかるハイランドウォーキング」動画をお楽しみあれ。
軽快なケルト音楽と共にあっという間の3分です。どことなくラベルな雰囲気があるでしょ?
そうこうしているうちに旧ラベルのオリジナルCM発見。なんともチープな雰囲気が漂っております。
開栓するとアルコール感50%、バニラ香40%、干しぶどうの香り10%といった感じ。お値段の割に甘い香りが強く感じます。フルーティーが感じられる意外性。どちらかといえばメローとかスウィートというタイプ。
ストレートを口に含むと確かにレーズンやりんごの風味が確認できます。680円でこの展開は初めて。実は晩飯を作りながらキッチンドリンカーで口に含むこと10分。なんども転がしながら味を確認しましたが、アルコール臭やヒリヒリ感を甘さが完全にカバーしてくれるので、そういう意味ではよく整えられていて飲みやすい。スモーキーさはほとんど感じません。
加水するとアルコール感は減りますが、単に水っぽくなるだけで旨みは減る印象。
ロックもどちらかといえば時間と共に水っぽさが増して美味しさを感じません。
最後にハイボール。予想外に飲みやすい!!!どこかで経験したような味が再現されてガブガブ飲めます。ハイボール好きには「ぜんぜん悪くないじゃん」と思わせる好印象です。
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- アルコール感 : 鼻では感じますが喉ではおとなしいです
- 喉越し : 爽やかな喉越し
- 香り : バニラ、レーズン
- リピートしたい度 : リピートはしないけど、ハズレではないと思います
なんというか、予想に反して旨かった!(°_°)!
個人的にはストレートかハイボールの2択ですね。
ハイボールが想定外においしく1日で200mlぐらい飲んじゃいました。うまいというよりも、日本人の舌が覚えている味にどことなく近いというだけですが、角瓶の予算をケチりたいけどトリスまで落としたくないという方が飲まれると「マジで普通にうまいじゃん」という感想になると思います。
ということで、ウイスキーの楽しみである複雑な深味はまったく感じられないのですが、ハイボールであれば初心者が飲んでも楽しめる味に整えてあると思います。
ごちそうさまでした。
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