The Naked Grouse[ザ・ネイキッド グラウス]

スコッチ
ザ・ネイキッド グラウス
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今日のメモはネットで飲みやすいと評判のネイキッドグラウスです。ホームページを見ますとご覧の通りインパクトのある女性がはっちゃけた姿です。直訳すると「裸の雷鳥」ですが、その裸が意味するところを確かめるお時間でした。雷鳥英語のカタカナ読みは「グルーズ」だと思いますがカタカナ読みだと「グラウス」なんですね。

鉛筆ですりすり

このボトルもインパクトがございまして前面に堂々たる立ち姿の雷鳥、ボトルの底面には雷鳥の足跡。なんといっても「ネイキッド = 裸」なんですが、ウイスキーらしからぬネーミングを辿っておりますと、KINSHIP CREATIVE という仕掛け人サイトにたどり着きました。

Naked Grouse - Kinship Creative
Reinvented as a stand-alone global brand with an award-winning liquid, Naked Grouse is leading the way in defining the new blended malt scotch category.

まったく酒と関係ないメモなんですが過去に展開している裸広告やコピーから察するに「ネイキッド = ありのまま」という訳がしっくりきました。が、サイト展開はブラックニッカを感じさせるマーケティングもチラホラ。下に貼る動画などはちょっと欲張りすぎた内容で、「アウトドアキャンプでカクテルとかナイナイ」とか思いながら拝見。

なんとなく飲みやすそうな雰囲気は伝わってきます。

ここまで意識して酒ボトルを眺めたことは無いですが、たぶん世界的に見てもサントリーの響に見るマーケティングの凄さは世界的に真似されるところだと思います。雷鳥はスコットランドを代表する鳥だったり、その足(跡)は縁起物として…日本だと「蛇の皮を財布に入れる」みたいなニュアンスを想像しながら「このボトルも縁起物だぞ」みたいなマーケティングですかね。

ネイキッドグラウスはハイランドパークとマッカランのモルトウイスキーをベースにファーストフィルのシェリー樽で熟成してるんだそうです。

凝ってますよね、足跡

ザ・ネイキッド グラウスの感想

栓をあけると甘い香りだけが漂ってきます。この香りを称して「シェリー樽の云々」と言われるそうですがリハビリ中の私にはなんとも言えぬ甘い香りがこれでもかというぐらいに伝わってきます。アルコール臭はほとんどしません。詳しい方のメモによりますと「大部分がグレンロセス蒸留所由来でハイランドパークとマッカランの配合割合は僅か」なんて文字も目にしましたがご本家プレスによると「マッカラン、 ハイランドパーク 、グレンタレット、グレンロセス 」のシングルモルトブレンドらしいです。ちなみにグレンロセスは竹鶴が勉強した場所という程度の知識しかございません。

ボトルに鼻を近づけて暫く嗅いでいましたが、これアタリでしょ。

国際評価
▪️Ultimate Spirits Challenge 2018 Chairman’s Trophy

いくつかの受賞歴がありますが現在のブレンデッドモルトは2017年11月以降の商品なんだそうです。それ以前はモルトとグレーンのいわゆるデフォルトなブレンデッド。古い味を存じませんがブレンデッドモルト…こんなに美味しいの

基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…

グラスに注いでもアルコール臭は皆無。上品な甘ぁ〜い香りだけが漂ってきます。口に含むと鼻にはアルコール臭の抜けを少しだけ感じますが舌にツンツンした刺激は皆無。いつまでも口の中に含んでいられるほどスムースです。喉を通るとき初めてドライフルーツのような甘さを認識できました。干しブドウのような、りんごのような。味に複雑さを感じませんがとても飲みやすいです。シェリー樽っぽい味も確認できます。加水するとアルコール臭さが無いのでゴクゴク飲めて危険です。
  • 初心者おすすめ度 : ★★★★★
  • アルコール感 : ほとんど感じません
  • 喉越し : ストレート・トワイスアップ共にスッと喉を通ります
  • 香り : いろいろな甘さが漂ってきます。ドライフルーティといった感じ
  • リピートしたい度 : 機会があれば買うと思います
このウイスキーはおいしいと思います。イギリス人ですらコスパ最高と言わしめるウイスキーが日本でも2千円台で楽しめるなんてとてもありがたい1本です。

ごちそうさまでした

これ、初心者向けの1本としておすすめできると思います。アルコール度40%ですしウイスキー入門用に最適じゃないですかね。ネイキッド(ファーストフィル)なシェリー樽で作られているウイスキーを検索すると、あれもこれも後回しのお値段。ノンエイジでも変なクセのないシェリー樽を感じられるウイスキーとして庶民の財布に優しいお値段の贅沢なお酒に感じます。

私の妄想ですが、このお酒を英語圏カップルが飲むとアレですよね。”Let get Naked !? “みたいな少々下ネタな会話を想像できます。いざ飲んでみるとセールスの攻め方はドレスコードでいうところのスマートカジュアルですが味はセミフォーマル。

このネーミングは逆説的自信かもしれませんね。「やっぱり名前から全裸を想像しただろ?で、飲んでみてどーよ? なめんなよ 」みたいな。酒よりもマーケティングを調べていたらメインターゲットは30代の「こだわりを求める人」なんだそうです。ぜひ30代の方、お試しください。

The Macallan
親会社はエドリントンですし、ここで育てて親ブランドで回収の運びですかね。はじめてのウイスキーがこういうのだと生涯ウイスキー嫌いにはならないというぐらいおすすめです。サントリーやニッカにはないマーケティングの1本に感じました。ごちそうさまでした。

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