本日のウイスキーは久しぶりのアイリッシュですが事前情報全くナシで値頃感だけで掴んだ一本「ROE & CO[ロー&コー]」です。止めねばと思いつつ、ついつい値頃感で掴むパターンでした。しかもストーリーを深く探らずに開栓しちゃいました。
久しぶりのウイスキーにワクワクしてゴクゴクやっていると感想を書く前に液体が消えそうで慌ててメモです。
サイトによると中身はこんな感じ。
Using her 30 years of experience, our Master Blender Caroline Martin has created a versatile, premium whiskey. Roe & Co is a luxuriously smooth blend with a perfect harmony between the intense fruitiness of the malt and the mellow creaminess of the grain whiskies.
Roe & Co is non-chill filtered and bottled at a higher than usual ABV of 45%.
ザックリ要約で「テイストに自信あり。冷却濾過はしてないぜ」みたいな感じです。
ロー&コー の感想
サイトを見ますと若干モンキーショルダーにも似たカクテルレシピで推してます。
最近の日本ウイスキーは「ハイボール、ハイボール、ハイボール」ばっかなので、こういうサイトの方が私には新鮮。でもね、以下にメモしますがこのウイスキーはバニラ感満載なのでカクテルレシピが載ってるのも頷けます。カクテルにしたら旨いのが想像できます。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★★☆☆
- アルコール感 : さほど気になりませんが45度ですから多少は刺激的
- 喉越し : 余韻は長く、口の中がバニラ!
- 香り : バニラ!バニラ!バニラ!
- リピートしたい度 : 何度も手にとる確率アリ。マズくない。おいしいと思う。
適当に選んだわりには飲みやすいウイスキーだったように思います。
以前飲んだカネマラはピート感がある癖が苦手な人も多いけど旨味の深さも感じるアイリッシュウイスキーですが、ロー&コーはピート感のない、旨味も少し浅いけど飲みやすいウイスキーです。
飲みながらメモっておりますが、限りなく★★★★に近い、お薦めしたいボトルです。
癖がなくとても飲みやすい。
てかね、正直もっと評価が高かったり、知られていておかしくないぐらい口当たりがよい感想ですがネットを見てもそんな情報は殆ど見当たらないのはナゼ?このブレンデッドは個人的には「旨っ」と思いながら楽しみました。
どうやらディアジオが送り込んだマスターブレンダー「キャロライン・マーティン」の力技らしく、2015-2016年の2年間で100を超すブレンドを試し、2017年にリリースされたんだそーです。つまりまだ歴史が若いウイスキーということなんですね。
でも、歴史は浅くても初心者でも美味しく飲めるウイスキーだと思います。
それにしてもこのバニラ感、すごいですね。カラ瓶でも2-3年はバニラが薫ってくるんじゃないかというぐらいの甘さ。ロー アンド コー、ごちそうさまでした。
最後に余談ですが…
特徴のある空ボトルは残しています。とはいっても空瓶収集に興味はないので圧倒的に捨ててる方が多いのですが、今回はちょっと気になったのでラベルを剥がしてみたのですが個人的には気に入りました。たぶん「ダブリン」の文字が私の人生には珍しい響きで新鮮みたいです。
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