本日はワインの国で作るフレンチウイスキー「バスティーユ 1789 ブレンド」なんですが、最近クラウドファンディングでも別メーカー?のものを見かけたので、そーゆー時代の流れですかね。
フランスというだけでお洒落で女性的なイメージですが、味はいかに?
バスティーユ 1789 ブレンデッドの感想
コニャック熟成に使うリムーザンオークを使ってるらしく、たぶんリモージュ焼などで有名な地域で取れるオーク樽を使っているという意味だと思います。一般的にはミズナラ同様200-250歳の木を使うんだそうです。間違ってたらごめんなさい。
リムーザンオークはタンニンが多いので濃く色づくらしいので見た目には美味そうに見えますが、短期熟成には木質感の悪い癖が出るらしく時間をかけて熟成させることが必要なんだそうです。
国際評価
▪️NEWYORK INTERNATIONAL SPIRITS COMPETITION 2013 ”Whiskey of the Year”
▪️Ultimate Spirits Challenge 2017 Finalist
事前リサーチしたわりにボトル越しに見る色はライトな感じです。でもボックスの横に「TRIPLE CASK WHISKY」と書かれているのでそれなりに期待して飲むわけですが、基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
開栓後の香りは薄いアルコール臭、木質臭、甘い香りの3種類が漂ってきます。アルコール臭は大人しめで木質感の方を強く感じます。ストレートを口に含んだ第一印象は「アルコール感も控えめで刺々しさもなく、喉越しもマイルドで、まぁウイスキーだよね」と感じるのですが、ズバ抜けた旨さも感じられずです。別の言い方だと安酒独特のマズさも無くです。トワイスアップの感想も癖がないので飲みやすくはありますが、4-5日連投で飲んでいたら「なんか、薄っ。若っ。なんこれ」という印象でした。
- 初心者おすすめ度 : ★☆☆☆☆
- アルコール感 : ほとんど気になりません
- 喉越し : なめらかで飲みやすいです
- 香り : 軽めの甘さ。プラム、スモモ、あんずの印象です
- リピートしたい度 : 正直、印象に残らない感じ
フルーティーで飲みやすいんだけど、個性が無さすぎて印象に残らない感じでした。甘さにもう少し主張があるとグッと星の数が増えたと思いますが、甘さもかすかに香る程度。
言ってみればイギリスでワインを作るようなことで異端児であることは間違いないですが「新しい価値の創造には歌舞伎者の登場も大事だよねー」みたいなお酒の味と関係ないことを考えながらチビチビやっていると4-5日に空になりました。
サイトを見ると今の商品名は「BLENDED」ではなく「Hand Crafted」みたいです。
バスティーユ 1789 ブレンド、ごちそうさまでした。
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