久しぶりに年齢が書かれたカナダのウイスキーです。国によって売値に幅があるのですが12年という代物なのに日本ではわりと安く売っていたので買ってみました。製造販売元はフランクリン(Frank-Lin)・ディスティラーズというカナダではなくアメリカの会社。
これは2020年8月に飲んでいたウイスキーで棚の奥に追いやったまま忘れていました。2020年にアップしなかった残るウイスキーはワイルドターキーぐらいだと思います。これで2020年に飲んだウイスキーは全て打ち止めです。
もとい、サイトを眺めるとかなり手広く商売されているようで「日本酒以外なんでも売ってるじゃん。これだけ色んなタイプのお酒を扱ってるとなれば日本酒メーカーでダメそうな会社を1-2社買ってあげて」というぐらい多品種が揃っています。
同メーカーのカナディアンウイスキー商品として「8 Seconds」「Campbell & Cooper 」「Canadian Crown」「Potter’s Crown」「Western Canadian」が載っていました。日本人に馴染み深いのは以前メモしたカナディアンクラブかディアジオの「Crown Royal」なので日本では馴染み薄な会社だと思います。
C.E.O. カナディアンウイスキー 12年の感想
栓をあけると甘い香りが漂ってきました。ちょっと期待できそう。
まぁ「12年」と謳っているかぎりマズイわけないと思って開栓しますが、わりと低価格で且つ「着色公言のカナディアン」というイメージなので「実際のところどーなの」と思うわけですが、なんとなくうまそうな香りです。
真面目な話、たぶんカナダで作ってるはずですが、どこで密造してるんですかね。そういう情報が一切ない謎の社長(C.E.O.)です。。
「プライベートリザーブ」という言葉はワインではよくきく「手間をかけた」みたいな意味だと思いますがアイスワインの故郷カナダですし、同じノリの表現ですかね。
C.E.Oはチーフエグゼクティブオフィサーではなくカナディアンエクストラオールドの略だそうです。つまり意訳すると「手間をかけて作った12年という(わりと)長期間熟成させたカナダのウイスキー」という感じでしょうか。
オーク樽で12年寝た味はいかほどか。
実物の色はネットで出回っている広告宣伝の色より少し薄い感じですが、日本のコンビニで並ぶ安酒と比べればはるかに濃いです。おいしそう。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★★☆☆
- アルコール感 : 刺すようなクセがないので気になりません
- 喉越し : どんな飲み方でもおいしいと思います
- 香り : いろいろな甘さが漂ってきますが全体的にライトな甘さです
- リピートしたい度 : 飲みやすく、手ごろな値段なのでリピートあり得る
このウイスキーは初心者向きだと思います。たぶんハイボールにするとクセのないハイボールとしてガブガブ飲める仕上がりが予想できます。
このボトル、実は750mlなのでちょっとお得。
このお酒、カナディアンウイスキーではありますが殆どがアメリカで消費されてるんじゃないかと想像します。しかしそのアメリカでもバーボンやワインなどに負け、さほど売れていない気がします。
でも個人的には悪くないですね。初心者向きの1本だと思います。
レビューを見かけないので敬遠されていると思いますが、偶然撮ったこの写真のモンキーショルダーのように口当たりの優しいおいしいウイスキーだと思います。
ごちそうさまでした。
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