コロナ禍の自粛解除と共に店頭に並び始めたキリンの「陸」を飲んでみました。最近新しいものを仕入れていなかったのでちょっとワクワク。山積みでしたので家飲みの1本としても期待です。
なんだかちょっとずつ確実にインフレですよね。500mlですから。少し期待しちゃうのはラベルに書かれている「ALC . 50%」の文字。やはりかつての富士山麓を意識した中身を期待します。
家飲みにボトルデザインもへったくれもないですが、スクリューキャップに安っぽい紙ラベルが期待感を盛り下げちゃいますが、まぁまぁ。
陸の感想
もともとキリンのグレーンは評価が高いわけですが、私はどちらかというとモルト好きなので期待しておりませんでしたがキャップを開けると甘い香りが。ちょっとびっくり。明らかに富士山麓とは違うテイストに「おっ、ちょっと好きなタイプかも」と直感。
いつもならストレートやトワイスアップですが初夏の暑さを感じ始めたので珍しくロックからスタート。基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- アルコール感 : ちょっと気になりますが50度とは思えない飲みやすさ
- 喉越し : キレ味がよく爽やか。夏むきだと思います
- 香り : フルーティさもありますが、個人的にはバニラの香りに感動
- リピートしたい度 : 夏場は特に重宝しそうです。たまにリピすると思います
この価格帯でこの味は人気が出ると思います。度数はしっかり50度ですからそれなりに酔えます。
このウイスキーは世界のおいしい原酒ウイスキーをブレンドしているので「ランドディスカバリー」なわけですが、ちょっとアウトドアメーカーや時計のような広告の響きですよね。「ピュア&メロー」のメローは日本だとお酒よりも音楽で使われることが多くピンときませんが、飲みやすいので人気が出るんじゃないですかね。試していませんがハイボール向きの傾向を維持した変化球の1本に感じました。
開発グループの鬼頭さんによれば「しっかりとしたボディ感がある、甘みがある味わい。非常に飲みやすくて余韻が長いのが特徴」とのこと。余韻はイマイチに感じましたが、それ以外は全くその通りの味です。
これから暑い夏を乗りきる爽やかな1杯にはなると思います。
実は5/20を過ぎた頃からウイスキーに飽き気味で焼酎に浮気しておりますがコロナ禍もある程度落ち着いてきたので再びウイスキーを楽しみたいと思っている今日この頃です。
適当なことを書いておりますが値段の割に美味しいウイスキーを飲ましてもらえるありがたいメーカーさんですよ。感謝。キリンの「陸」、ごちそうさまでした。
コメント