本日は久しぶりのスコッチウイスキー「ローダーズ オロロソ カスク」です。おっさんがもっともらしいことを書くよりはパッケージを読んだ方が早いのでまずはご覧あれ。
なるほど。
このウイスキーはスペインの香り高いシェリー酒の空樽「オロロソ」にブレンドしたウイスキーを6ヶ月放り込んで熟成させた商品だそうです。今年飲んだ類似品は台湾のオマー。
オロロソウイスキーは色味が食欲をそそります。
見よ、この色。
しかし残念な情報も。
カラメルで着色してるんだそーです。この文字を見るとワクワク感が消滅するわけですが、まぁ飲んでみないとわかんないですよね。色だけ見ると「12 YEARS OLD」を思わせます。
ローダーズ オロロソ カスクの感想
栓をあけると甘い香りが7割、アルコール臭3割といった感じでした。オロロソの香りもしています。香りからして飲みやすい印象を受けました。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- アルコール感 : あまり感じません
- 喉越し : ストレートがおすすめです
- 香り : レーズン
- リピートしたい度 : 2回目はなさそうです
以前飲んだオマーオロロソの方がおいしいかな。
お値段を考えると2つ星です。あと1000円高いと1つ星降格だと思います。ストレートで飲めば全体的に悪くないと思いますが初心者目線でこの値段でストレートだと初心者には厳しいボトルだと思います。
オマーオロロソを飲んだ時にも感じたのですが、やはり着色されていない熟成された「これぞオロロソウイスキー」というのを飲んでみないと初心者目線の基準がブレますね。この感じだとオロロソに対してさほど良い印象がないまま人生が終わりそうな感じです。
でもまぁ色々と飲んでみないと分からないのでよい勉強になりました。
日本ではどんなウイスキーも値段が高めですが、ヨーロッパでオロロソを手軽に宅飲みできる銘柄としては優秀な1本なんでしょうね。
次にオロロソを攻める時は、ちょっと調べてから挑戦予定です。少し値が張ってもおいしいものを飲みたい衝動にかられた日でした。
今年に入って30本を超すウイスキーを楽しんでおりますが、少しずつ銘柄、地域、個性、値段から「このあたりのウイスキーはきっとうまい」という感覚が蘇ってきました。
ローダーズ オロロソ カスク、ごちそうさまでした。
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