Usquaebach Old Rare Whisky Stone Flagon[ウシュクベ オールドレア フラゴン ]

スコッチ
ウシュクベ オールドレア フラゴン
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本日のメモは、あまり聞きなれない、発音も難しい「ウシュクベ」。

若い頃に飲んでないけど単語だけ覚えたお酒の名前が4つあります。

ウイスキーだけではないのですが「メタクサ」「アマルーラ」「マデイラ」「ウシュクベ」の4つ。

このうち「メタクサ」と「ウシュクベ」はまだ飲んだことがないままこの歳になってしまい、なかでも「ウシュクベ=命の水」というトリビアだけが記憶にこびりついていたのを思い出したので購入。そのうちメタクサも飲みたいと思います。

Usquaebach (発音:ウースケバー)はスコットランドゲール語で「命の水」という意味を持つ言葉です。この言葉こそが、現代で使われている「ウイスキー」という言葉の語源です。

1877年、ウシュクベはスコッチウイスキーの代名詞となり、その名誉の誇りは今日まで受け継がれています。歴史あるウシュクベは古代スコットランド ハイランド地域の伝統と職人技に基づいたウイスキー ブレンディングを実践しています。そのブレンドは1700年代まで遡り、中でもウシュクベのアイコン、オールドレアはスコットランドの壮大な草原で生まれた情熱が丸ごと詰まっています。職人技、バランス、洗練にこだわり、ウシュクベのマスターブレンダーは一流の蒸溜所から最高品質のモルトとグレーンを選び抜き、4種のブレンドを提供しています。 – usquaebach.com

完全なる古酒です。

なんといってもボトルデザインが古めかしく期待感を高めてくれます。日本では日本市場限定のカスクプルーフが有名で、そちらも同時期に買ってはみたものの、こちらのオールドレア樽は「最長20年熟成のブレンデッド」と書かれており、迷わずフラゴン開封の儀です。

開封の儀。ワクワクします。

ウシュクベ オールドレア フラゴンの感想

この酒をマズイという人はいない折り紙付きの逸品ですが、今回は現行品「225年」と、ひとつ前の「210年」の2本を開封。大々的なマーケティングをしていないせいかオールドレア評価は見当たりませんでした。

国際評価 : 受賞歴なし

今年はいろんなウイスキーに挑んでおりますが、これぐらいレアなウイスキーになるとガブ飲みする気が起こらないです。グラスに注ぐと見るからにおいしそうな雰囲気が伝わってくるこの色。

琥珀色が期待感を高めます

基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…

赤みがかった琥珀色がなんとも言えません。アルコール臭は微かに感じますが刺すような刺激臭はまったくありません。香りはリンゴ飴、ハチミツ、干しブドウ、キャラメルの感じが強くバニラ感は少ないです。飲み終わると若干スパイシーな感じがしましたが気のせいかな。
  • 初心者おすすめ度 : ★★★★★+++ (めちゃうま
  • アルコール感 : ほとんど気になりません
  • 喉越し : スモーキーが抑えられているのでストレートでガブガブ飲めます
  • 香り : 複雑な甘さが迫ってきます
  • リピートしたい度 : 安く入手できれば生涯ヘビリピしたいですよ

全体において嫌味のない味わいで、本当に「自分、贅沢なことしてんなぁ」と思いながら頂きましたが、減るスピードの速いこと。大事に飲んだつもりですがあっという間に空瓶。ウシュクベは全銘柄制覇したいぐらいの旨さでした。

こういうウイスキーを知ると安い酒にお金を使いたくなくなるほどの逸品。これがマズくて飲めない初心者はウイスキーからの撤退をおすすめします。

予算的には少しお高いですが、自分で稼いだお金の価値を最大限まで引き上げてくれる旨さなので、ぜひ散財されてください。マズいウイスキーを何本も買ってのむぐらいだったらこの1本で至福の時を過ごされることをおすすめします。

ウシュクベ、ごちそうさまでした。めっちゃオススメです。

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