HADDINGTON HOUSE[ハディントンハウス]

スコッチ
HADDINGTON HOUSE[ハディントンハウス]
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本日の一本はスーパーの陳列棚に1本鎮座しており、(何度も同じ石につまずく行為と自戒しているのに)その価格が1,000円程度だったのでついカゴに入れてしまったハディントンハウスのメモです。いわゆるブレンデッドのスコッチウイスキー。

ただね、その買い物時点から感じていたことですが、このラベルが本当にイケてない内容でして、とにかく「HADDINGTON HOUSE」と書きたくっているだけです。「他になにか書くことあるだろ」と突っ込みたくなるぐらい薄っぺらいラベルです。なにも書かない方が高級感が増すんじゃないかと思うぐらいです。

しかもラベルに紫色(パープル)は珍しいですよね。

スペイサイドとハイランド産の高品質モルトウイスキーを、 ローランド産のグレーンウイスキーとバランスよくブレンド しました。 透明感があり輝きのある黄金色。ヴァニラの香りを含んだ クリーンでクリスピーなアロマ。ほのかに甘いリッチな味わいと深みのあるフレーバー。すっきりとしていながらも、 口中にほのかに甘い余韻が長く続きます。

英語圏の情報を漁るとパッケージラベルのオリジナルは鹿の絵が描かれておりまして、そもそもは1990年ごろにイタリア向けで仕掛けられた一品だそうでこのパッケージは日本用オリジナルかもしれません。まぁ他にも同名別ラベルからチラホラございまして、ラベル表記からは「Andrew D. Thompson & Co.」「Glasgow」の文字が読み取れますが…謎すぎるウイスキー。

このラベルメーカーと違うのか? 一緒なのか

 

ハディントンハウスの感想

ボトルをまじまじと眺めながら「少し色が濃いな」と感じます。なんでもジムマーレイという有名なウイスキーおじさんがその著書で高評価したお酒なんだそうです。これがその評価時の本。

その名も「ウイスキー聖書」というたいそうなネーミングでして、この人がどの程度の方か全く調べる気もなく書き進めておりますが、そのスコッチウイスキーが日本で1,000円で買えるわけですから「原価ナンボやねん」と突っ込みたくなるものですが、なにはともあれ飲んでみないとね。

国際評価 : なし

いつもラベルは必ず目を通します。改善の余地「大いにあり」ではありますが、心をくすぐるキーワードは「Superior(スタンダードより少し上)」の「Mellow & Refined(熟れて洗練された)」という文字。1,000円にしては積極的アピールです。

安いウイスキーはパッケージのグランドデザインもテキトーww

基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…

開栓するとアルコール臭が6-7割、甘い香りが3-4割といった感じ。この価格帯ではありがちな香りが漂っておりますが「あ、これダメだ」というほどの嫌悪感はありません。口に含むと不思議とアルコール感が抑えられ、バニラとリンゴのような甘さを感じます。いつもの通りトワイスアップへ加水すると基本的な味は変わらずですが、少し苦味のようなものを感じました。甘い香りがキープされているので嫌な感じはしませんでした。初心者が握っても飲みやすい部類のウイスキーに感じます。
  • 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
  • アルコール感 : 鼻ではツンと感じますが、口に含むと少し和らぎ飲みやすく感じます
  • 喉越し : すっきりした喉越しで日本酒ならほんのり辛口系
  • 香り : 薄いバニラ、薄いりんご
  • リピートしたい度 : マズくはないのでリビはありえる1本だと思います。

コストパフォーマンスが高い1本ですね。あっという間に空にしちゃいました。先に書いたジムマーレイおじさんが何者か存じませんが、変な癖がないので初心者でも飲みやすいと思います。

しかしアレですね。スーパーに並ぶ食品は出所が不明なものが多すぎますね。

特に日本最大手のスーパーは謎すぎる。グローバル化してるからこそ表記すればよいはずなのに隠さないといけない理由があるんですかね?まぁそんなことを思いながら、すでに胃腸を通過し、とっくの昔に体内濾過され下水を通じて川に流れた後ですが…。

ハディントンハウス、ごちそうさまでした。

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