本日のお酒は滋賀県長浜市のクラフトビール製造会社が挑むブレンデットモルトウイスキーAMAHAGAN[アマハガン]World Malt Edition No.3のメモです。お酒を解禁した頃に買っていました。今日が祝日ということに気づき昨日開栓。知られていても?人気がないのか?1月の時点で5,500円(税送込)でした。なんでかな。
長浜もよく出入りした場所で黒壁スクエアの辺りを何度もウロウロしていたのでクラフトビール会社が在ることは知っていたのですが、その会社がウイスキーも作っていたとは恐れ入ります。
アマハガン ワールド モルト エディション No.3の感想
YouTubeの外国勢による飲み倒しレビューにも出てこない日本発の新参者ですが、地方の小さな蒸溜所でもウイスキー製造方法にこだわってますね。ウイスキー界のミニマリスト。ロゴは改良の余地がありそうですが(黙
中身はメーカー記載通り「海外のモルトウイスキーと長濱蒸溜所「Edition No.1」をベースに、ミズナラフィニッシュ」で誕生したのがNo.3らしいです。じつはEdition No.2も飲んだのですがNo.1は飲んでいません。No.1を知らずしてメモるのもアレですがつい先日有名な賞をもらったそうで、「そらーあーた、外人に尋ねられたら答えられるように飲んどかないと」という意味不な(言い訳)動機とともに堪能。なんといってもCategory Winnerですから。
この受賞は喜ばしいことでしょうが、この展開は正に日本人お得意の寝技に持ち込もうとしてる最中なんでしょうね。最近は「さくらカスク」とか「さくらフィニッシュ」も耳にします。なんとなく「ミズナラ」で引っ張って日本スタイルのストーリーでガラガラポンしながら新しいものを生む展開。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★☆☆☆☆
- アルコール感 : 若さゆえの刺々しさを感じます
- 喉越し : 喉越しを感じようとする自分の行動が成長段階のお酒に感じます
- 香り : 軽やかな甘い香りです
- リピートしたい度 : やっぱりお値段がお高いので2回目はないです
最近のコルク栓ってこんなんですね
そのむかし岡山県のコルク工場へお邪魔して撮影したことがあるので、多少コルク界のバックストーリーは知っているつもりですが最近のコルク栓ってこんな感じが普通なんですね。その会社さんが供給されているかどうか存じませんが、そのサイトには「ポリオレフィン系樹脂薄膜をコルク栓体にコーティングしてある」と書かれていました。正にそれっぽいコーティング。
これだと経年劣化が防げて長持ちしますよね。アマハガンのボトルはさほど興味がないフォルムですがコルク栓は戦の証として残しときたいと思ったのでした。つまり結果セットで空瓶ホールドしそうです。
そうそう、これちょっとお高いのですよ。
お手頃価格で上質なウイスキーが山ほどあるなかでこれを選ぶとなると「オジサン、どんだけ若い子好きなの?」といった選び方ではありますが、一応日本人によるブレンドでもありますし、お店で見つければ飲んでおくと、そのうち「あのときの娘、今こーなの?」で再会の喜びがあるやも。
でもこういうのを飲むと熟成やブレンドの有り難みがよく理解できます。
AMAHAGAN[アマハガン]World Malt Edition No.3、ごちそうさまでした。
コメント