こういう甘ぁ〜いタイプのお酒が存在していることは知っていても、わざわざ買って飲むことのないお酒ですが今回はちょっと興味を持って買いました。ワイルドターキー アメリカンハニー。とはいってもとてもリーズナブルで飲みやすいお酒です。正直申しまして2度と買うことがないお酒ですがマズいわけではありません。
でもネーミングは良い雰囲気ですよね。
既にワイルドターキーというブランドが確立されている中で「アメリカン・ハニー」ですよ。ちょっと意味を履き違えますが私が感じたニュアンスは「イチローズモルト トーキョーローズ」とか妄想してました。
ちらっと話がそれますが、つい2時間前に百貨店の地下食品売り場のお酒コーナーを俳諧しました。
そもそも百貨店に出没することが2-3年に1度ぐらいのことなんですが、百貨店ですからお酒コーナーも期待してみましたがパッと見て気になったのは税込3,800円で売られていたイチローズモルトのホワイトリーフぐらいでした。完全に名前負けの「百貨店」です。
売り場のあまりの寂しさに1分未満で撤収しました。もう百貨店なんて不要ですね。
ワイルドターキー アメリカン・ハニーの感想
今は1年でも最も寒い時期ですが、どんな飲み方を試してもダメでした。甘すぎて受け付けない。頑張ってホットウイスキーにも挑みましたが、ダメな感じ。
フレーバードウイスキー(リキュール)は2009年前後にちょっとしたブームがあったそうで他にも幾つかアイコン的な受賞歴がありますが、味としての賞は以下の感じでした。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- アルコール感 : 焼酎より強く、ウイスキーより弱い35.5度…それなりの度数
- 喉越し : とにかく割って飲むべし。ストレートは甘ったるすぎる
- 香り : 深みのない、浅く軽い甘さ
- リピートしたい度 : リピートはないです
感想はそれだけ。話は変わって……
実は野遊びで週末養蜂を楽しんでいた
ここでは時折「日々の生活に自然とのふれ合いを意識して混ぜたほうがいい」ことをメモしておりますが、時折養蜂を楽しんでいたのでハニーリキュールを飲んでみたのでした。
上のような写真を載せると「どこでデータ買ったん?」というレベルですが、実は私がやらかしている別の遊びのひとつ。私が撮った写真です。
日本ミツバチという品種のハチミツを採取しているのですが100%天然のハチミツを口にしたことがある方だとハニー味リキュールの似非蜜味にお気づきだと思います。
もし本物のハチミツで作られていたら、もっとコクのある、奥行きのある、まるでウイスキーのような「複雑なのに美味しい味」に仕上がると思うのですが、なんとも薄っぺらい味が残念でした。ネットを見るとワイルドターキー アメリカン・ハニーに関しては「2009-2011年ごろのイタリア瓶詰商品が良い」と見ましたが、現行の味が平面すぎて情報を追う気にもならず。
実は天然のハチミツ収穫はとても手間がかかることで、腕や勘だけではなく自然(天候)の状況把握が欠かせず、本気で値段を付けると本当の金持ちしか口にできない量と美味しさです。故にアメリカン・ハニーの本気度を試したのでした。
真面目な話し本物のハチミツの味を知るとスーパーの加糖ハチミツは買えません。
アメリカン・ハニーを飲んだ結果感じたことですが、マジで本物の天然ハチミツで割ったらめちゃうまになることは間違い無い確信を得ました。それぐらいハニーリキュールは安っぽい味。
本当のハチミツは滑らかな舌触りの中にも奥行きがあります。ウイスキーもバニラ、バナナ、柑橘系、ブドウなど色々な表現をしますが、ミツバチも自然の原野を飛びまわって色んな花粉の受粉に一役買っているぐらいですからものすごく複雑な味です。
ワイルドターキー アメリカン・ハニー、ごちそうさまでした。
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