本日のメモは広島のクラフトジン「桜尾ハマゴウ2020」です。どうやら2019年からの季刊シリーズらしいのですが「そもそもハマゴウってなんやねん」と思いつつ、以前飲んだオリジナルが美味しかったので、ものは試しで購入。
マーケティングによると「平安時代からアロマとして親しまれてきたこの海浜植物をボタニカルに使用した数量限定の新商品」らしいです。
らしいです。ふーん。
平安時代というパワーワードで煙に巻かれた感があるのでハマゴウについもっと知りたい。
桜尾 ハマゴウ 2020 の感想
ネット情報をパッチワークすると「ハマゴウ」は漢字では「浜香」なんですね。なんとなく海辺から潮風とともに香ってくる(勝手な)イメージは湧きます。
この実を乾燥させたものを曼荊子(マンケイシ)と呼び清涼剤や鎮痛剤、枕に忍ばせてアロマ….なるほど。抽出したカスティシンはガン細胞を阻止するとか…ガブ飲みせねば。
冗談はともかくハマゴウ自体はアロマセラピー要素満点ですが、生命力が強く背丈が30cm-1mになるので海岸線に植えて(台風やハリケーン)水害の低減化に一役買っているそうですがウミガメの産卵を邪魔するネガティブ要素もあるんだとか。確かに邪魔そう。
まぁ、総じて自然自生だと受け入れやすい植物の印象。これが「日本三景・安芸の宮島」でわんさか獲れるので商品にしちゃえという戦略なんですね。なるほど。
ハマゴウ以外のボタニカルは「ジュニパーベリー、アンジェリカルート、リコリス、コリアンダーシード、バニラビーンズ、キャラウェイシード」らしいです。そこに日本テイストとしてプラス6種類の広島ボタニカル。全12種類のボタニカルです。「不知火(しらぬい)ってデコポンのブランド名ですかね。
最近ジンを飲み出して思うのですが…クラフトアルコールを作ってる地域であれば一見日本的ではないボタニカル栽培はアリでしょうね。よーく研究すれば商売になると思います。
さて、無色透明のジンに挑戦です。アルコール度数47%はオリジナルと一緒。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- リピートしたい度 : 一度飲めば満足だけど「ちょっと薄めのジン」としてはアリ
2019年と比べてないので味の良し悪しがわかりませんが、ジンとしてはまろやかで飲みやすくストレートを舌に転がしても刺激が小さく飲みやすかったです。個人的には桜尾オリジナルの方が味としては好みなので★★。
2021年3月現在で桜尾オリジナルは店頭価格で2,000円前後、ネット価格だと1,200円というのも目にしましたが、桜尾ハマゴウは一応限定商品ということでネットでも2,000円前後。その価格の割にパンチが乏しく残念な印象でした。
桜尾ハマゴウ2020、ごちそうさまでした。
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