CRAFT GIN KANOSHIZUKU[クラフトジン 香の雫]

ジャパニーズクラフト
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本日のメモは養命酒のクラフトジン「香の雫」です。大型スーパーのお酒コーナーで頻繁に目にしていましたが、ついに買ってしまいました。

マーケティングによると「爽やかな風味が特徴のクロモジの細枝を主軸に、11種類のボタニカルを調合。柑橘や重ねたスパイスがクロモジの風味を際立たせ、新緑の森らしい、繊細でいて軽やかな風味が生まれました。」らしいです。やたらと「黒文字(クロモジ)」推しですが、わたしはそれ知らない。

ということで調べてみると…

薬効は、保温、芳香性健胃、頭髪の脱毛とフケ防止に役立つと考えられている。 根皮(釣樟根皮)や枝葉(釣樟)を薬用にする。枝葉は布袋に入れ、肩こりや腰痛、関節痛の入浴剤になる。薬酒としてホワイトリカーに漬け込み、1日量で盃1 – 2杯が健胃と食欲増進に役立てられる。頭髪脱毛とフケ防止には、クロモジローションを頭皮によくすり込む用法が知られている。エキスにはインフルエンザ感染予防作用や、コロナウイルス(ヒトコロナウイルスOC43)の増殖を抑える作用が知られている。

らしいです。ふーん。

1970年までは日本を代表する香油原料として精油が輸出されていたらしく全く存じませんでした。甘い香りを含むらしく、ちょいと気になる。

色々調べていると、楊枝の原料ということですが、いわゆる安いやつではなく和菓子などに添えられている平べったい形状の高級楊枝ですな。あれの原料がクロモジというのを初めて知りました。

クラフトジン 香の雫 の感想

コロナウイルス騒ぎ以降ワクチンや薬の副作用問題が指摘されておりますが、クロモジといい松ぼっくりの殻といい、自然界にはウイルスを撃退する成分というのが存在しており勉強になります。

そこで検索して引っかかったサイトが正しく養命酒サイト。

植物成分「クロモジエキス」の予防効果と持続性 - クロモジ研究会
2019年の試験で、クロモジエキスの抗ウイルス作用は、クロモジエキスを8 分間、1 度だけ処理すると、抗ウイルス効果は5 時間程度持続する。4 ~5時間おきに複数回処理をすると、その効果は大幅に伸び、3 回の処理で19 時間以上持続する。

コロナウイルスに良いとは一言も触れられておりませんが、オミクロン株のように喉で悪さするタイプにはスプレーシュッシュが良さそうです。(まぁ今回はお酒の原料としてですが…

クロモジ細枝以外のボタニカルは「ジュニパーベリー、レモンピール、生姜、アンジェリカ、カルダモン、シナモン、コリアンダー、キャラウェイ、リコリス、花椒」らしいです。全11種類のボタニカル。原産地は不明。カルダモン、コリアンダー、花椒は初体験。

国際評価
International Wine & Spirit Competition 2019 Silver

アルコール度数はちょっと低めの37%。こだわりのポイントは全部まとめて混ぜるのではなく「クロモジ細枝のみの蒸留液」を別途専用抽出し、後でその他の全部と合わせるというぐらい「クロモジ」にこだわってるようです。

基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…

開栓時の第一印象はジン特有のあの香り「ジュニパーベリー」が主張し過ぎて他の香りは全く判別不能です。ストレートを口に含むとクロモジを感じるはずが、そもそもクロモジの香りを知らないこともあってか柑橘系を認識。レモンピールですかね。そのあと生姜や花椒などのスパイス系が押し寄せる感じ。この辺りの察知が限界。公式によると前半から中盤は「やさしいクロモジの森の香りが続く」とあり、これはクロモジの香りを知らないと楽しめない。最大の特徴「香りの抜のよさと瑞々しさ」を確認するために「香の雫1 : 炭酸3」を試したところ香りの抜けのよさは「なるほど」な印象。
  • 初心者おすすめ度 : ★★★☆☆
  • リピートしたい度 : 一度飲んだだけでは判断不能

これはクロモジの香味をマスターする必要があります。知らなきゃ楽しめないもの。ということでクロモジを購入。今回は京丹波産の無添加クロモジ液。

【保湿する除菌ウォーター】京都丹波の野生クロモジ(植物)から蒸留-野生の植物と香りのスキンケア「ヴァスパー」
京都丹波の野生クロモジ100%。 日本最古の化粧品原料であるクロモジ。 その保湿効果は、リナロールという内容成分のおかげ。 インフルエンザ・ウイルスを、99.99%不活化。 株式会社 食環境衛生研究所で証明されました。 肺炎の起因の一つである黄色ブドウ球菌を、99.99...

確かにほんのり甘い香りがします。クロモジからもジュニパーベリーのような香りを感じます。ほんのりバジルのような感じも。どこかで嗅いだことがありそうですがなかなか思い出せません。森の香りのようでもあり、薬草のようでもあり。さりとて主張はおとなしく静か。天然の香りは持続時間も短い印象。手の甲につけて匂いを嗅ぐも10-15分程度で消えました。

これを元データに改めて飲むと公式による「前半から中盤はやさしいクロモジの森の香りが続く」というのがよくわかりますね。確かに香っています。これはこれで面白いですね。ここを理解してIWSC銀賞を見ると日本的でもあり、面白いポイントを突いた商品に感じてきました。

改めて評すると…

  • 初心者おすすめ度 : ★★★☆☆
  • リピートしたい度 : もうちょっと安ければリピートしてもいいかな

こんな感じです。もともと飲みやすいですが…いやはや、養命酒さん、ちょっとマーケティングがダメすぎかと…。思わずサイトでボードメンバーの経歴を覗いちゃいました。

YomeishuOfficial
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私がその最たる例ですが、そもそも2022年ではクロモジがマイナーすぎて知識として頭に情報がない。このキーワードを知っているのは総じて高齢者だと思うんですよね。団塊jrの私が生まれた時には精油輸出が終わってるぐらいですから。意味不明なモンドセレクションに比べればまともなIWSCですが、こんな首掛けラベルを作るよりはクロモジを知らしめた方がよいと思いますぞ。

まぁメイン商品が成立してる会社は「そんなに売れなくていい」という場合もありますが、せっかくやるんだったら売れる方が楽しいよね。

そんな余談も含め楽しい飲酒時間となりました。ごちそうさまでした。

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