本日のメモはバランタイン7年ですが冒頭から言い訳。
絶賛介護中の身になっており激疲れの日々。正直「酒なんて喉を通ればどれでもえーがな」という心境で、ウイスキーをゆっくりと楽しむゆとりがございませんが、一応バランタイン7年の発売に合わせてやまやへ突撃し、「へー、こんな値段なんだ」ということで飲み始めたはいいものの、本当の味を確認する前にボトルが空きそうなので急遽メモです。ちょっと雑。
そもそもバランタインの元祖は初代マスターブレンダーであるジョージ・バランタインが1872年に世に送り出した「7年」がスタートで、その伝統銘柄としての復活(という体のマーケティング商売)らしく初心に立ち返る1本ということなんですかね。

バランタイン7年の感想
普通は12年辺りと比較するようですがそれを探し歩く元気が無かったのでファイネストと飲み比べることにしました。ちなみにやまやで売られていたバランタイン7年と12年の価格差は100円以内だったと思います。確かどちらも1,800円台の記憶。ですから普通は迷わず12年を掴むわけですが、なにはともあれ飲んでみないとね。
開栓すると甘い香りが漂ってきます。スコッチのあの香り。この時点でハズレではないことは確信できますが、そもそもバランタインですから安定感がありますよね。
基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★★☆☆
- アルコール感 : 感じますが甘い香りがかき消してくれます
- 喉越し : スコッチウイスキーの王道な喉越し
- 香り : 基本バニラ、少しフルーツ感も
- リピートしたい度 : 正直テイスティングリベンジのためもう一度飲んでみたい
やっぱり12年と比較すべきですが、手元にないものは仕方ない。
イメージとしてファイネストは「美味しいけど青臭い」、7年は「熟してないけどフレッシュでみずみずしい」、12年は「すこし大人を感じる」といった棲み分けではないかと思います。

このところ炭酸を常備しているのでハイボールも楽しめますが、7年のハイボールはちょっと雑味を感じたので私はストレートかロックがおすすめ。12年はもっとどっしりとした印象が残っているので「年数にはそれなりの意味があるなぁ」なんて感じました。

しかし冒頭で書いた通り、バランタインということもありマズイわけがなく、飲み始めるとゴクゴクいけるタイプなのであっという間に空瓶にしてしまい、もう一度買ってゆっくり味わいたいと思っていますが、改めて年数と価格差を考えると強くお勧めするボトルでもなく、なにはともあれウイスキー入門にはファイネスト一択、その次のステップでスモーキー系が好きなら12年、フレッシュ系が好きなら7年という感じだと思います。
また改めて追記します。ごちそうさまでした。
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