今日はサントリーのジン「翠」のメモ。
リーズナブルなお値段で量販店に並んでおり、「ものは試し」と思って手に取りました。サントリーサイトには堂々と「それはまだ、流行っていない。」という憎たらしいコピー。相変わらずマーケティングがあざといサントリーさんです。素敵。
サントリージン「翠」の感想
翠でベースとなるボタニカルは明確には明かされていないのですがサントリーサイトを読むと別商品のジン「六」と同じなんだろうと思います。「ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カルダモンシード、シナモン、ビターオレンジピール、レモンピール」の8種類。
そこに日本テイストとしてプラス3種類のボタニカル。全11種類のボタニカルです。「お酒に梅を漬けて梅酒」と同様「お酒にゆずを漬けてゆず酒」「緑茶酒」「生姜酒」をそれぞれ準備し、ベースのジンにサントリーブレンドで出来上がったのが「翠」なんだそーです。
この3種類で個性が強いのは「ゆず」と「生姜」ですが…
さて、本日も無色透明のジンに挑戦。キャッチが「居酒屋メシに、翠ジンソーダ。」でアルコール度数40%ですからガブ飲み系ですかね。基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- リピートしたい度 : 飲みやすく、お手ごろ価格なのでリピートはあり得る
1000円前後ですからお手頃価格で楽しめるのですが、その他のクラフトジンが大健闘している日本ですから「翠」にこだわって飲むほどではないのですが、そこで思い返したのが「居酒屋メシに、翠ジンソーダ。」。なるほど。サントリーのマーケティングはよく考え、練られてますよね。
ところでこのボトルカラーの青緑、すごくきれいな色ですよね。モチーフとなっている「カワセミ(翡翠)」を連想させる華やかさがありますが、これがたった1枚の製品表示シールとハニカムボトルの成せる技というのがコスパ最高の仕掛け。

とても爽やかな印象を与えるのですが…
裏側のシールとボトル形状サイズは計算されており、たった1枚の表示シールをはがすと…

寂しい限りの透明ボトル
なんとなく中国のスピリッツに見えてくる不思議。
たぶん度数を少し上げれば香りも立ち満足度も上がると思いますが、これはこれで初心者向けの一本として良いと思います。私は「ゆずを感じるお手頃価格のジン」と記憶しました。
SUI、ごちそうさまでした。
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