今日はサントリーのジン「六」のメモ。
「翠」のように量販店で見かけることのない「六」ですが、ズバリ「ジャケ買い」です。たまたまYouTubeで見て「へー、サントリーこんな商品もやってるんだ。いつか3,000円以下で入手できたら買って飲もう」と記憶され、虎視眈々と狙っていたら運良く入手。
この商品のマーケティングもガッツリ作り込まれております。本気の商品ラベルは常に和紙。
https://www.suntory.co.jp/wnb/suigin/
ちょっとトンチンカンなことをメモりますが、手元にあるのは700mlボトル。ジャケ買いしたとはいってもこれを残して用途を考えるとなるとちょっと頭を捻る重さ。ただ「六」は200mlボトルもあります。200mlだとオリーブ油とか入れてポアラーとか挿せば使い勝手も良さそうかな。何を入れようか悩み中。
そんなことはともかく…
サントリー商品のフロントラベルって高級路線になるほどあからさまに高級和紙なんですね。この和紙ラベルを見る度にサントリーの利益還元を勝手に妄想しております。事実は全く存じません。ただの妄想。
グローバル企業の世界戦略で日本を表現する和紙はアリでしょうが、それはもはや日本で絶滅危惧産業でしてそういったコストも金額に含まれているはずなのでぶら下がってる企業は残るんですかね。今回のラベルには箔も使われております。
サントリージン「六」の感想
「六」でベースとなるボタニカルは「ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カルダモンシード、シナモン、ビターオレンジピール、レモンピール」の8種類。
そこに日本テイストとしてプラス6種類のボタニカル。全14種類です。こだわりポイントは「和素材は、最も良い状態にある“旬”の時期に収穫し、鮮度を保ったまま浸漬・蒸溜しています。 四季の実りが折り重なるようにして、ROKUの複雑で繊細な香味を生み出しています。」だそうです。最低でも製造に1年は必要ということになります。
この3種類で個性が強いのは「山椒」と「柚子」ですが…
桜を使ったジンは「桜尾GINリミテッド」とこの「六」ぐらいじゃないかと思います。
さて、本日も無色透明のジンに挑戦。アルコール度数47%ですから同メーカー「翠」よりも刺激的。基本的に味音痴ですが喉越しが快いものを選ぶ傾向があるジジイの率直な感想…
- 初心者おすすめ度 : ★★☆☆☆
- リピートしたい度 : ちょっとジンらしさが乏しくリピはないかな
とてもおいしいジンなんですが、味が高度に整いすぎてパンチにかける印象。
ジンらしくないジン。正に和風ジン。サントリー風に言えば「和食に合うジン」みたいな感じ。
これは3月に飲んだメモなんですが、真夏の酷暑にキンキンに冷やして飲むと喉越しよくゴクゴクいけそうな気がしております。ぶっちゃけもう少し個性というか、主張があってもよさげですが、6つのテイストを調和させたところがサントリーの腕なんでしょうね。
『繊細な職人技で完璧な香味バランスを追求したスムースな口当たりと上品な味わい』
いつもは口に含んだ状態で感じることをメモしているのですが、今回ばかりは飲んだ後の余韻から感じたメモで、飲んでいる最中はほとんど何も感じられませんでした。
ただね、主張が弱い割にアルコール度数は47%だから油断してると酔いますね。「六」はソーダ割りがおすすめというのは分かる気がします。トニックだと繊細な味がぶち壊しな印象です。いやはや面白い味を楽しみました。
微妙な言い回しの文字を並べておりますが…
3月最終週は毎日「六」を飲みました。「ジンを飲むぞ」と思って飲むとぶっちゃけもの足りないのですが、その日の体調や気分によってアルコールをさほど欲してない日もあるわけで、そういう日に飲むと「あぁ、このぐらいの刺激がほどよい」と感じました。
これはこれでアリな味だと思います。ROKU、ごちそうさまでした。
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